Technics SH-X1000(受注限定品)
Technics唯一のセパレート型CDプレーヤー1000シリーズのD/AコンバーターSH-X1000です。 Technicsでは『D/Aコンバーター』という製品名ではなく『デジタルプロセッサ』で販売されていたようです。 D/Aコンバーターでありながら20kgという重量級! CDトランスポートSL-Z1000に付属のリモコンで入力切替が可能です。 |
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SH-X1000の内部はこんな感じです。 他のG Seriesの製品とは違いトップカバーは3mm厚のアルミ板が使われています。 フロントパネルは8mm厚のアルミ押し出し材が使われています。 画像右側には電源部、左側のオーディオ部は2段になっていて銅メッキ板で分離してあります。 |
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SH-X1000の電源部です。 防振構造のアナログ/デジタル専用の大型トランスが2つ搭載されています。 アンプ並みの大型トランスです!Σ(・□・ ) コンデンサーは大×4本、小×3本で、スポンジで防振しています。 SH-X1000では電源にアクティブシャント電源を採用し、電源電圧変動を極限まで押さえ込んでいるそうです。 |
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アナログ部です。 銅バスプレートが5つ配置されています。 ラインアンプにはTechnicsお得意のClass AAラインアンプを採用しています。 デジタル部にも少し触れましょうか。 デジタル部は分解しないと写真が撮れないので画像はありませんm(__)m デジタルインターフェースにはジッターフリー・インターフェイスを採用し、高性能DSPを介し1.5Mビットの大容量RAMに一度蓄え再度読み出す事でジッターをゼロにすることができるんだとか。 DACには第3世代のMASH(アドバンストMASH)を使用し理論ダイナミックレンジ123dBを実現しています。 |
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こっちも同じくアナログ部です。 アナログ出力はアンバランス、バランス出力が各1系統ずつ付いています。 |
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定格 | ||
オーディオ信号部 | ||
周波数特性 | 2Hz〜20kHz ±0.2dB | |
S/N比 | 120dB以上 | |
ダイナミックレンジ | 98dB以上 | |
全高調波歪率 | 0.0018%以下 | |
高調波歪率 | 0.0008%以下 | |
チャンネルセパレーション | 110dB以上 | |
出力電圧 | 2.5mVrms | |
ワウ・フラッタ | 測定限界以下 | |
出力インピーダンス | 600Ω | |
ロードインピーダンス | 10kΩ以上 | |
バランス出力 | 出力インピーダンス | 600Ω |
ロードインピーダンス | 5kΩ以上 | |
デジタル部 | ||
デジタルフィルター | 8fs 20bit MASH | |
D/Aコンバーター | 64fs 20bit PWM twin DAC | |
デジタルシグナルプロセッサ | 浮動小数点24bit演算 | |
ジッターフリーメモリ | 256kbit×6 | |
デジタル入力 | オプティカル×2 オプティカル・コアキシャル切り替え×1 |
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デジタル入力周波数 | 48kHz ±0.1% 44.1kHz ±0.1% 32kHz ±0.1% |
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デジタル出力 | オプティカル×1 | |
アナログ出力 | アンバランス×1 バランス×1 |
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総合 | ||
電源 | AC 100V 50/60Hz | |
消費電力 | 20W | |
寸法(幅×高さ×奥行) | 484×139×419mm | |
重量 | 20kg |