Technics SE-A7000 Ver.4.0(受注限定品)
Technics G Seriesのフラッグシップ パワーアンプです。 Technicsがオーディオ事業から撤退してしまったのでVer.4.0は最終モデルとなります。 系譜としてはSE-A100→SE-A5000→SE-A7000→SE-A7000Ver.4.0という感じでしょうか。 とにかく重いアンプですf^_^; |
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重いトップカバーを開けるとこんな感じです。 アンプの後方約半分は3つの電源トランスに占領されています。 内側のパネルはネジ6ヶでヒートシンクに固定されています。防振対策でしょうか? |
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内側のパネルを外した状態です。 ヒートシンクの厚みは10mm程。 左右にカレントドライブアンプ、中央にボルテージコントロールアンプが配置されているようです。 10本ある銅キャップのコンデンサーがTechnics特製のMaster Seriesコンデンサーです。 中央のブスバーは2mm厚・10mm幅の無酸素銅製。内部配線材にはLC-OFCを使用。 |
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左右独立のカレントドライブアンプです。 3パラレルのバイポーラトランジスタを使っています。 Master Seriesコンデンサーには2本1組でスポンジのリングが付いています。 |
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こちらはボルテージコントロールアンプ。 Pc150W×2/chのコンプリメンタリMOS FETを使ったプッシュプル。純A級動作だそうです。 このボルテージコントロールアンプとカレントドライブアンプをClass AAブリッジで組み合わせてClass AA回路を構成しているようです。 |
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定格 | |
アンプ部 | |
定格出力(NORMAL/DC入力時) | 170W+170W(20Hz〜20kHz、0.005%、8Ω) 200W+200W(20Hz〜20kHz、0.005%、6Ω) 240W+240W(20Hz〜20kHz、0.005%、4Ω) |
定格歪率(NORMAL/DC入力時) | 0.005%(20Hz〜20kHz、出力170W、8Ω) 0.005%(20Hz〜20kHz、出力200W、6Ω) 0.005%(20Hz〜20kHz、出力240W、4Ω) |
全高調波歪率(NORMAL/DC入力時) | 0.002%(20Hz〜20kHz、定格出力-3dB、8Ω) |
出力帯域幅(NORMAL/DC入力時) | 5Hz〜100kHz(定格出力-3dB、0.05%、8Ω) |
周波数特性(NORMAL/DC入力時) | 20Hz〜20kHz(+0dB〜-0.1dB) 0.8Hz〜150kHz(+0dB〜-3dB) |
S/N比 | 93dB(EIAJ) 120dB(IHF'66) |
残留雑音電圧 | 300μV |
入力感度/入力インピーダンス | 1.2V/47kΩ(NORMAL/DC) 1.2V/600Ω(BALANCE) |
ダンピングファクター | 120(8Ω) |
メーター部 | |
メーター指示範囲 | 0.0001W〜300W(8Ω) -60dB〜+2dB |
指示精度 | -40dB以上 ±3dB -40dB未満 ±5dB |
アタックタイム | 100μsec |
リカバリータイム | 300msec |
総合 | |
消費電力 | 420W |
電源 | AC 100V 50/60Hz |
寸法(幅×高さ×奥行) | 483×208×476mm |
重量 | 38kg |
Ver.4.0への変更点 | |
@メーター照明スイッチの追加 A小信号トランジスタ B整流ダイオード C小信号用コンデンサー D電源電界コンデンサー E入力端子 F6NOCC配線材 G電源電界コンデンサー75,000μF→93,600μF |